久保田誠人が抜けた後、出雲会年少組リーダーを務める木場治。
彼は出雲会代行である真田の命令で
謎のドラッグ『W・A(ダブリュー・エー)』の調査をしていた。
その結果、獣化した右手を持つ時任の存在にたどりつき、
彼が久保田誠人と暮らしていることに興味を持った真田は
木場に時任の捕獲を命じる。
どす黒い世界で生き抜くため、まるで飼い主に従順な犬のように
真田の命令通り、一人外出中の時任を拉致する木場。
一方、久保田は戻ってこない時任の足取りを追い、
彼を取り戻すためたった一人で出雲会を襲撃する—————。